札幌市立高等学校・特別支援学校国際教育
札幌市立高等学校・特別支援学校では、次の4つの共通施策に取り組んでいます。
  1. 進路探究学習
  2. 国際教育
  3. 情報教育
  4. カウンセリング
 国際教育では@国際理解教育の推進、A生徒とALTとの交流会の実施、B英語教育の充実の3点を柱として事業を展開しています。

ポートランドグラント高校と札幌市立高等学校との交流事業

国際理解ワークショップCircle The World 2013
についてご紹介します。
 ポートダンドグラント高校との交流事業
ポートランド派遣事業について
 今年3月に、第3回高校生交流事業を通じ、市立高校8校から16名の生徒が、ポートランド市で、学校訪問や施設訪問先でのボランティア活動等を体験。今年は第4回目の派遣も実施予定。来年は君たちが参加!!
 ポートランド派遣集合写真
 
****** 札幌市立高校と米国ポートランド市グラント高校との交流の歴史(参考) ******
 平成22年6月、札幌の姉妹都市である米国ポートランド市教育委員会より札幌市教育委員会に対し、「ポートランド日本語イマージョンプログラム2011年日本夏季研修」への協力依頼があり、札幌国際プラザを窓口として、市立高校で受け入れることになった。しかし、東日本大震災のため、平成23年の来札を断念したが、翌24年2月、札幌雪祭りの時期に生徒6人の来札が初めて実現し、市立高校生徒宅にホームステイしながら授業にも参加した。平成24年6月に夏季研修としては、初めて20名の生徒が来札した。平成25年には3人、平成26年には5人、平成27年には9名、そして本年度は5名の生徒が日本語・日本文化の研修のため、ホームステイを行う予定である。
 一方で市立高校生の派遣についての要望も高まり、平成26年3月に21名の市立高校生を第1回の派遣団として、ポートランドに派遣した。グラント高校での授業交流やボランティア施設訪問などの体験を行い、ここに札幌市とポートランド市の高校生徒の相互交流派遣が実現した。平成28年3月には、各校から2名の16名が第3回派遣事業を終え、4月24日に帰国報告会が実施された。帰国報告書については、各学校に配布済み。
グラント高校への派遣は、今回4回目の募集となる。
 
 *日本語イマージョン教育とは
  母国語の英語ではなく、日本語で各教科の授業を実施する教育。ポートランドでは、リッチモンド小学校・マウントテーバー中学校、そしてグラント高校で日本語イマージョン教育を実施している。特にリッチモンド小学校では、全校で50%の授業を日本語で、あとの50%を英語で実施しており、授業を補佐する日本人のインターンも毎年20名ほど募集があり、日本各地から集まり、活躍している。
ポートランド研修での一コマ
 
 調べ学習の様子1  調べ学習の様子2
 日本文化紹介の様子  生徒とともに調べ学習や日本文化紹介
 ポートランド市長と女子生徒  ポートランド市長への表敬訪問
 秋元市長からの親書をポートランド市へ  秋元市長からの親書をポートランド市へ
桜が満開 桜の花が満開のポートランド市を訪問
ボランティア施設での作業体験 ボランティア施設での作業体験の様子
 ボランティア施設での作業体験の様子  
ホストファミリーとの交流会の様子 
 グラント高生との交流
 
第1回 ポートランド派遣事業参加者の声
 Q:今回の研修を通し成果は何ですか?
  • 日本とアメリカの文化の違いを体で感じることができた。また札幌とポートランドの交流を深めることができ、札幌市民としての自覚がより大きくなった。
  • 今回の研修で表面的なコミュニケーションをとることができたがまだまだ語彙力が足りないことを強く実感することができ学ぶことへの意欲が高まったこと
  • 今までとは異なる観点でものを見ることができ、違う考え方で考えることができました。日本との違いを知ることによって、改めて自分の国の文化の大切さを感じ、もっと自分の国を知るべきだと思いました。
  • 「この研修に参加する前は正直いうと英語は好きだけど話せなくてもいいや!という気持ちでした。ですがこの研修を通して英語を話せるようになりたい。もっと英語の勉強をしてたくさんの外国人と話したい。と思うことができました。
  • 文化、外見、習慣、環境など、違うことがありすぎるくらいあったが、一緒に過ごす何気ない時間であったり、会話を通して、距離が縮まっていく瞬間が何よりもうれしかった。人と人との結びつきは、お互いにいくら違いがあってもお互いを受け入れることで強くなっていくのではないかと感じた。
  • 自分のまちについて改めて考え直すよい機会となった。ポートランドと札幌のつながりの理解が深まった
  • 自分の世界観がもっと広くになったことや自分の将来のためのいくつかの不足なところもはっきりになりました。
  • 日本の住みやすさ、良さを心の底から感じた。日本が大好きになった。
Q:これからポートランド派遣事業に応募する人に一言メッセージを! 
  • ポートランド派遣は単なる語学研修ではなく、札幌市民の代表としてポートランドと交流する活動です。この活動を通して英語の力だけではなく、より多くのことが学べます。
  • 英語力に自信がなくても自分の知っている表現を使って積極的にコミュニケーションをとるととても楽しく有意義な時間を過ごすことができると思います。頑張ってください。
  • たくさんの困難に出会うと思いますが、必ず自分の力になると思うので、頑張ってください。
  • アメリカと日本の違いを自分の目でしっかり見てきてください。
  • あきらめない心・笑顔を忘れずに頑張ってほしい。
  • 10日間は本当に短いです。その短い時間に、どれだけホストに心を許せるようになるかで研修の質が変わってくると思います。ポートランドに行く前に、何をしたいかを考えておくことも大切です。とにかくホストに感謝の気持ちを持って接することで向こうもより寛容に自分を受け入れてくれると思います。準備をしっかりして、美しいポートランドを楽しんでください。
  • この研修は必ず自分のためになるので、もし将来留学したい、海外で生活したいとおもったことがあるなら、ぜひこの研修に参加してみてください。行くための事前研修をしっかり行い、現地では精一杯楽しんでください。
  • ポートランド交流事業に参加できるというのはとても貴重な体験であると思うので、自分に自信をもって積極的に行動して、精一杯楽しんで下さい。ほとんどが新鮮で経験したことのないことが多く不安になるかもしれませんが、意外になんとかなることが多いので怖がらず頑張ってください。
  • 英語の発音が苦手な人でも、英語のテスト点数がさんざんな人も、英語で話してみたい、コミュニケーションをとってみたいという気持ちがあるならばぜひポートランドに行ってみることをお勧めします。
 
ポートランド市グラント高校から市立高校への夏季研修について
 今年度平成27年6月に9名の生徒が日本語・日本文化の研修のため、来札し、ホームステイを通じ、市立高校8校と山の手養護学校で授業・学校祭へ参加します。
6月24日は、秋元市長を表敬訪問しました。
 秋元市長を表敬訪問している様子 
秋元市長を表敬訪問 
 市立高校生徒と一緒に「能楽」の授業に参加している様子  市立高校生徒と「能楽」の授業に参加
 
 国際理解ワークショップ Cricle The World 2013
CTW実行委員会制2年目の取組。160名を超える参加!
25年度国際理解ワークショップ「Circle The World」が11月16日(土)に市立札幌大通高校を会場とし実施されました。市立高校8校から120名の生徒、23名の札幌市教育委員会のALTの参加をはじめ、昨年度に引き続き、市内の高等学校に留学している9名のAFS日本協会の生徒も参加し、担当教員を含め総勢160名を超える参加人数となりました。
 
オープニング〜異文化交流ワークショップ WS1 Cross Cultural Understanding
オープニングでは、市立札幌大通高校の和太鼓・伝統芸能部の演奏(たまゆらのみち、こきりこ節、大地)に始まり、新川高校のALTフィリーシアさんらのストリートダンスが披露され、異文化交流がスタートしました。今年度は、異文化交流だけではなく、他の市立高校生との交流の場を広めるために、当日初めて会う生徒同士のグループ構成としたことから、最初は言葉数が少なかった生徒たちもオープニングの演奏や英語によるアイスブレーキングの後には、一日の活動を共にするグループとしての結束も固まり、3つのワークショップ(WS)に参加しました。  オープニングの様子
 WS1「Cross Cultural Understanding」の様子 午前のWS1「Cross Cultural Understanding」では札幌市に勤務するALT23人がワークショップを企画し、出身国だけではなく、自分が体験した(自分が興味や関連のある)他の国々の文化、音楽、生活様式などを紹介する異国文化理解に係る7つのWSが行われました。ワークショップの中には、メキシコのクリスマスとピニャータ作り、ボルネオのエコツアリズム、プエルトリコの文化、バックパックを担いでの世界旅行、マオリ族の踊り「ハカ」の体験、アメリカのアニメ文化事情、フィリピンの食文化体験などの工夫を凝らした活動が行われていました。(ピニャータとは、メキシコや他の中・南米の国の子供のお祭り(誕生日など)に使われる、中にお菓子などを詰めた紙製のくす玉人形を作り、目隠しをしたプレイヤーが周囲の声を参考に棒で叩き割るというルールは、日本のスイカ割りに近いものがあります。
日本文化ワークショップ WS2  Introducing Japan to the World
 午後のWS2「Introducing Japan to the World」では、講師に加え参加している高校生が主となり、ALTと8名のAFSの留学生に日本文化の紹介と共に参加生徒の日本文化再発見ワークショップを行いました。今年の日本文化紹介WSでは、昨年の茶道・華道・伝承遊びに加え、和太鼓体験、書道と2つのWSが加わりました。今回は特に、旭丘高校からは茶道部とECC、平岸高校からは華道部、藻岩高校や啓北商業のESSの生徒の参加があり、更に市立札幌大通高校の和太鼓・伝統芸能部の生徒には再度WS参加の協力を得て、講師をはじめ他の参加者のコミュニケーション活動をサポートする形となり、各学校の顧問の先生からのお力添えもあり、生徒が主体的に日本文化を発信する場面も数多くみられました。また、日本の文化を世界に紹介するだけではなく、参加している(日本の)生徒自身が、「日本のことについても改めて知ってとても楽しかった。」「日本の伝承遊びを英語でALTに説明するのは難しかったが、自分自身がいままであまりやったことがなかった遊び(けん玉、だるまさんが転んだ)に触れることができて楽しかった。もっと、英語力を身につけ楽しく会話ができるようになりたい」などの声も、アンケートでは多数寄せられました。
なお、WS1に参加した来年3月に実施されるポートランド市グラント高校派遣予定者については、この時間帯に第一回目の説明会を実施いたしました。
WS2「Introducing Japan to the World」の様子
留学促進ワークショップ 異文化交流シンポジウムWS3 Connecting the World
午後のWS3「Connecting the World」では、高校生の国際理解を図り留学の促進を目的として、昨年と同様にシンポジムが行われました。
「What a wonderful world」と題し、異文化交流のシンポジウムを実施しました。
昨年度のパネリスト山の手養護学校の島本史也先生がコーディネーターを務め、JICAで東ティモールやアフリカのマラウイでの勤務された経験のある新川高校の斉藤 菜奈子先生からはアフリカ諸国での学校事情、AFS日本協会の交換留学生として南米のコスタリカから新川高等学校に留学中のピーテル君からは、自国の紹介を含め南米のコスタリカから日本へ留学したきかっけや日本での体験、市立札幌大通高校3年生のニュージーランドからの渡日帰国生徒、延澤 早良さんからは、ニュージーランドの学校制度や文化など、それぞれの立場での国際理解に係る話をして頂きました。そして、参加している高校生にとって、日本以外の諸外国へ理解を深めるとともに、いかに視野を広げることが重要であるかを知る一つの機会となった事と思います。
WS3「Connecting the World」の様子
 Closing テキサスラインダンスの様子 生徒のアンケートからは、「世界中に学校に通えない人が自分の想像以上に多くいることが分かり、日本では学校に行くことが当たり前になって、勉強なんてしたくないと思ってしまう人々が多いですが、それは発展途上国に住んでいる子どもたちにとっては、夢のようなことだと知った。」「自分が知らない国のことが分かり、実際に行ってみたくなりました。」との声も寄せられていました。大通高校のDORIスペースが満席となるほどの盛況ぶりでした。
最後のClosingでは、アメリカテキサス州のテキサスラインダンス(Texas Line Dance)を啓北商業高校ALTのサラさんの指導のもと、オープニング時の生徒の表情とは異なり、参加生徒・運営を担当していただいた先生も加わり、全員が一丸となって音楽に合わせ踊り、Circle The World 2013の幕を閉じました。
集合写真 
 イベントの様子  掲示物「夢」
 
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